この1ヶ月の変化。

この1ヶ月、彼とは本当に何も無かった。
いい意味でも悪い意味でも、「いつも通り」。
私が帰るにあたって、もう少し興奮気味になってくれてもいいんじゃないかと思ってしまう、わがままな私。

こちらの友達は、泣くは叫ぶは（大げさ）で私を引きとめようとしてくれるので、更に彼のその冷静さ（？）が妙に感じられる。
もちろん、彼はもともと大げさな感情表現はしない人だし、この1ヶ月、彼にしてはかなりいろいろと「私が帰ったらー・・・」的名コメントや楽しい計画なんかをたくさん話してくれたけれど・・・。
でも、彼は自分の気持ちをかなりぎりぎりまで自分の中にしまっておく人なので、こちらとしてはいつも「まだかなー。」「なにか言ってくれないかなー。」などとそわそわしてしまう。

まぁ、考え深いところが彼の良いところでもあると思うし、何事にも責任を持って取り組む彼の性格上、軽いおしゃべりとはいえ、無責任なことはなかなか言えないというのは承知している。
でも、さ。
ちょっとくらいリップサービスしてくれてもいいのになー、なんて思ってしまう。やっぱ、うら若き乙女ですからね。
一応。

もし、彼に対して何か不満があるとしたら、きっとそういう所だろう。
「時にはもっと感情的になってほしい。」
こんなことは贅沢な悩みのようだけど、でも意外と、無いと恋愛はすぐに寂れたように感じてしまうので、とても大切な感情のような気がする。

私がそんな彼の（乏しい？）表現の方法も含めて愛せるなら、私たちはきっと幸せに暮らせるだろう。
喧嘩しても、すれ違って心が雲っても、乗り越えていけるだろう。

いま、私が一番ほしいもの。
私の全てと引き換えに、彼の全てを受け入れる程の勇気。

願わくば、私たち二人にその勇気が同じように与えられますように。

ではでは。